テレビはなかなか処分しづらいですよね。サイズが大きく、場所も取るので早く手放したいと思う方も少なくないです。
処分するといってもお金がかかったりと、マイナスに考えなかなか行動にできませんよね。そこで今回の記事では、テレビを処分する方法をはじめとして無料回収だったり、買取相場だったり、注意点などをご紹介いたします。
ぜひ、参考に最後までご覧ください。
この記事では、テレビとブラウン管テレビは別のものとします。
家電リサイクル法というのでは、収集された商品の最終的な地点は必ずメーカーになります。そういったため、適切にメーカーに引き渡しが可能な業者は、指定又は収集の認可を受けているでしょう。
認可の受けていない業者に依頼してしまいますと、様々なトラブルの要因になってしまうので、回収の依頼する場合は注意しましょう。
なので、家に眠っている今も使用していないテレビを処分したい場合、どのような方法があるのかをまとめご紹介いたします。
様々な処分方法があるので、実際に行動してみて楽な方法を探してみましょう。
今では、オークションといったサービスやフリマアプリなどがここ数年でとても普及しました。あらゆる不用品を販売し、たくさん売れているという方も少なくはありません。
代表的なのは、ヤフーオークションだったりメルカリ、ラクマ、PayPayフリマなどがあります。こういったサービスを利用することで、片手間でテレビを手放すことが可能です。
今現在でも、多くのテレビがオークション形式で販売されています。売れ行きは物によって変わってきますが、1つの処分方法としては良いでしょう。また、他とは違うメリットは、お金をもらって処分できるという点です。
リサイクルショップでもお金をもらうこともできますが、そういうサービスは数が少ないです。しかしながら、発送作業などの手間があったり発送するのに決まったルールもあるので、オークションなどで販売する場合は注意しましょう。
現在ではアナログ用のチューナーがないとデジタル波を受信できません。
なので、テレビなどは「製造した年より5年以上経過している」「使用する用途がない」といった理由で、拒まれる可能性がないわけではありませんが、リサイクルショップで買い取ってもらえる場合もあります。
リサイクルショップで買い取ってもらうメリットとしては、処分したいものをお金に換えることができるという点です。買取以外の処分方法では、お金がかかってしまいます。家に引き取りにくるサービスも増えているので、とても便利です。
逆にデメリットとしては、テレビを売ることができるものが限られているという点です。ものの状態が悪すぎたり、古すぎたりするものは買取ができない場合もあるので、注意が必要です。
テレビは、粗大ゴミとして処分することができません。なので、家電リサイクル法の通りにリサイクル品として回収してもらうことになります。
回収方法としては、家電リサイクル券というものを購入したうえで、家電販売店に回収をお願いするのが一般的です。リサイクルセンターに集まったテレビは、適切な解体をされリサイクルされます。
家電リサイクルについてよくわからないと思う方もいると思うので、ご説明します。家電リサイクル法での処分の際には料金を支払うという形になります。
支払いを行うのは家電リサイクル券という用紙を使って支払いますが、家電リサイクル券にはお店側が記入するものと、排出者側が記入するという2種類あります。
お店側が記入するものは「料金販売回収方式」といって、家電リサイクル券の場合は排出者が料金を支払うだけになります。自分で記入をする家電リサイクル券は「料金郵便振り込み方式」といって、銀行や郵便局に行き自分で支払いを行わないといけません。
また、家電リサイクル券は区分コードを記入しなくてはいけないのですが、種類と大きさにより区分コードが変わってきます。
テレビの種類はアナログとプラズマ・液晶テレビの2種類、大きさの種類は料金区分なしか15型以下か16型以上かの3種類に分かれます。
区分コードを間違えないように確認し、気を付けて記入しましょう。
不用品回収で買い取ってもらうのに、メリットデメリットがあります。
メリットは、処分する際にどうしてもかかってしまう費用が抑えられます。また、不用品回収業者に回収してもらうサービスと指定取引所に持っていったりするとリサイクル料がかかりますが、不用品を買い取ってもらうのでリサイクル料がかかりません。買い取ってもらう形になるので、買取価格により売却料がもらえることが可能です。
デメリットは、買取査定がつかない、すなわち「古すぎる」といった理由などで処分できない場合は買い取ってもらうことができません。また、手間がかかったり、テレビの買取が難しかったりします。
テレビゲーム専用のテレビだったりビデオ鑑賞用という用途であれば、売れる可能性があります。また、部品の回収などといった理由で買い取ってもらえることもあります。
なので、依頼する前に電話等で確認する必要があります。
前述しましたが、テレビはリサイクル家電法の対象の家電なので、リサイクル料という所定の料金を支払って、リサイクルの依頼をしないといけません。
リサイクルショップなどで、仕入れとしての販売が可能な余地は残されているので、無料で引き取るという形で価値を付けずに引き取る場合もあるかもしれません。ただし、回収するお店によって対応が違ってくるので、事前にお問合せしましょう。
また、テレビを海外の途上国に寄付して無料で処分するということもできます。海外の途上国に支援として、様々な物資が送られています。そのなかでもテレビも寄付対象となっているので、このような形であれば無料で処分が可能です。
リサイクルショップなので、どのくらいの値段で買い取るのかという不安な気持ちになる方も多いと思います。
リサイクル券をわざわざ購入して回収を依頼するというより、買取といった形で不用品を回収してもらえる方が、お金も手に入るためお得な気持ちになります。
テレビでは、製造終了後7年以上の年月が経っています。なので、買取をせずにリサイクルを中心に買取を行っているそうです。
家に眠っているテレビ自体少なくなっている傾向があるため、買取相場が出せない状況になっています。
これをもとに、オークションなどをみてみると1,000円程度の買取価格になると思います。
液晶テレビなどの買取相場は、劣化の状態にもよりますがインチ数や年式により、基本的な相場が決まっています。インチ数が大きいほど買取の価格も上がり、年式が新しければ新しいほど高価買取に繋がっていきます。
液晶テレビやプラズマテレビの場合だと、32インチまでの小型タイプで1,000円~2,000円程度が相場になっています。さらに、動作確認ができるのであれば製造年から10年経ったものでも買い取ってもらえる場合があります。
40インチを超えてくる大型タイプのテレビになると、買取価格が1万円を超えたり、製造年が新しいとより高く買い取ってもらうことが可能です。
家の近所で巡回する「不用品買取」の軽トラックのような買取専門者を見かけたことがあると思います。こういった買い取り業者は無許可で行っている違法業者が数多く、荷物を積み込んだ際に高額な費用を請求するなどトラブルが後を絶ちません。
軽い気持ちで買い取ってもらうよう依頼し、買い取り後不法投棄された場合は違法行為に加担したことになります。所有者が判明された場合は、罰則の対象になりかねるので注意しましょう。
こういった買い取っても売らう際に注意が必要なので、いくつか注意点をご紹介します。
不用になったテレビなどがあり、処分を依頼する前に家電専門の買い取り業者やリサイクルショップなどにお問合せしましょう。
テレビなどは通常のリサイクル料として3,000~4,000円ほど負担が必要になってきます。また、ものによっては無料で回収をしてくれる可能性もあります。
前述したとおり、相当古いテレビだったり、生産終了からかなり年月が経っているため、買い取ってもらえない可能性も低いわけではありません。
徐々にテレビの買取を行っている店舗も、少なくなっているのが現状です。
なので、事前にお問い合わせをしましょう。
相当古いテレビなのでは、需要が極めて低い可能性があるため、リサイクル料などで買い取るにも関わらず処分費用がかかってしまう場合があります。
処分したり、買取・回収を依頼する場合は必ず電話して問い合わせをしましょう。
一般的にテレビなどを処分する場合は、リサイクルに出すということが前提になります。
しかし、小型テレビなどは小型家電に分類されるので、家電リサイクル法の対象外になるので大きさには注意が必要です。
また、大型のテレビなどを買い取ってもらう場合は、リサイクルショップに事前に連絡する必要があるでしょう。買取対象ではないテレビだった場合は、引き取ってもらえず無駄な労力になりかねます。
家電リサイクル法という法律があるため、テレビの買取に消極的なお店も存在するので気を付けましょう。また、すべてのサービスが出張買取を行っているわけではないので、そういったサポートも買い取ってくれるお店を選ぶ際に確認しましょう。