今日は、世田谷区で自転車を処分する方法を紹介します。
お金をかけて処分するのか、お金をかけず時間をかけて処分するのか
ご自身のスタイルに合った処分方法を選んで、お得に自転車を処分しましょう。
一度購入したら、長年使用する自転車。使用し始めて数年が経過すると、老朽化して錆びてしまったり、サドル部分が雨水で腐ってボロボロになってしまいますよね。
使うのが困難になってしまった自転車は処分しないといけません。
しかし、自転車はただ処分すれば良いというわけではなく、事前に確認しておかなければならないことがあります。
確認を怠ってしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、自転車を処分しようと思っている方は、必ず確認事項に目を通すようにしてください。
自転車を購入した殆どの方が購入時に、防犯登録を行っているでしょう。
防犯登録をしている場合、自転車にステッカーが貼られていますので、
登録をしたかどうか忘れた場合はご自身の自転車を見てください。
東京都の防犯登録の有効期限は登録日から10年です。
自転車を購入してから10年以内の場合は、防犯登録の抹消を行わないといけません。
防犯登録の内容には、氏名、住所、連絡先が入っているため、仮に処分した自転車が放置されたり、犯罪に使用された場合は、使っていないはずなのに、所有者と見なされてしまうのです。
そのため、自転車を処分する際に、防犯登録を抹消することは必須事項となっています。
東京都で自転車の防犯登録を抹消する方法はこちらの防犯協会自転車の防犯登録をご覧ください。
自転車は、e-bike、ママチャリ、ミニベロ、ロードバイク、電動アシスト自転車と実に12の種類が存在しています。
ここで注意しなければならないことが、e-bikeや電動アシスト自転車といった
バッテリーが付属しているタイプの自転車は捨て方が異なるということです。
バッテリーは、資源有効利用促進法という法律に該当する製品のため、バッテリーを収集している専門店に持ち込む必要があります。
バッテリーを収集しているお店はこちらのJBRCの公式ホームページより検索することが出来ます。
車体は、他の自転車と同じく処分することが出来ます。
世田谷区で自転車を処分する方法は5つあります。
処分方法により、費用や掛かる時間、手間が大きく変わってきます。
1つずつ細かく解説していきますので、ご自身にあった処分方法を取ってください。
1つ目の処分方法は、自転車を細断し、燃えないゴミとして処分する方法です。
世田谷区では、45Lの指定ゴミ袋に概ね入りきれば、燃えないゴミとして自転車を収集しています。
45Lのゴミ袋のサイズは、縦80cm×横65cmなので、それよりも小さく自転車を細断しなければなりません。
自転車は、パイプカッターと分解する工具があれば小さく切断することはできますが、
分解できる知識が必要な上労力が非常にかかります。
時間をかけてもいいけど、処分にお金はかけたくないという人は、自転車を細かく切断して、
45Lの指定ゴミ袋に入れることで、不燃ゴミとして処分することが出来ます。
2つ目の処分方法は、世田谷区の自治体サービスを利用して、自転車を回収してもらう方法です。
世田谷区では、自転車は粗大ゴミとして扱っており、下記2つの方法で処分することが出来ます。。
戸別収集してもらう際は、事前申し込みが必要で申し込み先は、住んでいる地区によって分けられています。
居住地区 | 申し込み施設名 | 住所 |
---|---|---|
世田谷 | 船橋粗大ごみ中継所 | 〒156-0055 東京都世田谷区船橋7丁目21−15 |
お住いの地区に該当している施設に事前申し込みをしてください。
申し込みの際に、回収日時と処分費用がわかるので、忘れないようにメモを取りましょう。
世田谷区の指定処理施設に持ち込みする方法ですが、持ち込み先の施設は1つです。
お近くの施設を選び、自転車を搬入してください。
指定処理施設に持ち運ぶ場合は、細かく切断する必要はなく、そのまま自転車を搬入することで回収してもらうことが出来ます。
3つ目の処分方法は、リサイクルショップに持ち込む方法です。
処分したい自転車の種類が、ロードバイクやe-bike、電動アシスト自転車の場合は
元値が高いため、買取してもらえる可能性が高いです。
自転車の状態が良く、故障もしていない場合は、試しにリサイクルショップに持ち込んでみるのも1つの手でしょう。
ただし、元値が安い自転車や故障していたり、状態が良くなかったりすると
買い取ってもらうことが出来ず、持ち帰らなければなりません。
無駄足となってしまうので、持ち込む前にリサイクルショップでどのような状態の自転車が販売されているか確認することをおすすめします。
4つ目の処分方法は、買い替え時に購入店に引き取りしてもらう方法です。
この方法が最も一般的な処分方法と言えるでしょう。自転車の販売店は、防犯登録についての知識も
十分にあるため、面倒事がなくなるのも大きなポイントです。
しかし、販売店まで自転車を運搬しなければならないため、
自転車が故障していたり、購入店が家から遠い場合は非常に手間が掛かります。
お子様の自転車ならば小さいため車に積載出来るかもしれませんが、大人用の自転車はサイズも大きいので乗用車に積載するのは難しいでしょう。
無理に積載すると、大切な車を傷つける原因にもなりかねません。
5つ目の処分方法は、近年CMなどでも良く見かけるフリマアプリに出品するという方法です。
リサイクルショップ同様、自転車の元値が高かったり、状態が良かったりする場合は買い手がつく可能性が高いです。
フリマアプリで自転車を処分するコツは、自転車のホコリや泥を取り、
相場よりも少し安く出品することです。
相場が分からない方は、こちらのオークファンというサイトで自転車と検索してみると良いでしょう。
6つ目の処分方法は、世田谷区の不用品回収業者に引き取りしてもらう方法です。
不用品回収業者というのは、家庭で不要となった家具・家電、生活用品を回収してくれる専門の業者のことです。
不用品回収業者は、自転車の状態に関わらず、故障していても回収してくれます。
昼夜問わず、ご自身の都合に合わせて回収に来てくれる所も大きなメリットでしょう。
しかし、民間の業者のため処分費用が他の処分方法と比べて割高になってしまいます。
そのため、通常の不用品回収業者を利用するのではなく、買取制度を導入している不用品回収業者を選ぶことで処分費用を抑えることが出来ます。
リサイクルショップやフリマアプリでは、運搬や出品の手間がかかってしまいますが、不用品回収業者を利用することで一切手間をかけずに、自転車を処分することが出来るのです。
ここまで6つの処分方法を紹介してきましたが、世田谷区において無料で自転車を処分する方法はないのでしょうか?
当記事をお読みになって気が付いた方もいらっしゃるかと思いますが、実はあるのです。
無料で自転車を処分する方法をまとめておきます。
この2つになります。
ジモティーを利用する場合は、自宅で譲渡することは避け、譲渡場所を世田谷区内の駅にするなどプライバシーを守りましょう。
世田谷の自治体で実施している無料回収サービスはないので、パンクした自転車は適切な方法で処分しましょう。
今日は世田谷区で自転車を処分する方法を紹介しました。いかがでしょうか?
自転車の処分にかけられる時間や費用と相談して、ご自身にあった最適な処分方法を選んで下さい。